関節炎予防に効果的なスパイス
関節炎は関節の炎症で、100種類以上のタイプがあります。その中でも最も一般的なのが関節だけでなく周囲の組織も炎症を起こすリウマチ性関節炎です。関節炎は痛みや機能障害を伴うことが多く、治療法としては理学療法、運動、薬物療法が挙げられます。近年、天然のハーブやスパイスを取り入れることで予防や症状緩和が期待できることが分かってきました。
ショウガ
ショウガは抗炎症作用があり、関節炎の緩和に有効とされています(スタンフォード大学の研究)。インドのアーユルヴェーダでも何世紀も抗炎症剤として利用されてきました。新鮮なショウガを料理に加える、ショウガ圧迫を行う、またはショウガティーとして飲む方法があります。ただし、出血傾向、糖尿病、心臓疾患がある方は使用を控えてください。
赤唐辛子
赤唐辛子に含まれるカプサイシンは鎮痛効果があり、関節炎の痛み軽減に役立ちます。また、ベータ‑クリプトキサンチンというカロテノイドは強力な抗酸化物質で、英国の研究では摂取量が多い人の関節炎リスクが約半分になると報告されています。
ウコン(ターメリック)
ウコンはインド料理やカレーに使われる黄色いスパイスで、クルクミンという成分が抗炎症作用を示します。過剰に摂取すると胃部不快感を起こすことがあるため、適量を守って使用してください。
ココアパウダー
ハーブではありませんが、ココアパウダーは抗酸化物質が豊富で、活性酸素による細胞障害を防ぎ、炎症を抑える効果があります。ほかの抗酸化食品としてはほうれん草、にんじん、ケール、柑橘類、ピーマンなどがあります。
ローズマリー
ローズマリーはアメリカの民間療法として古くから関節炎に用いられ、4種類の抗炎症成分を含みます。料理に加えるか、ローズマリーティーとして摂取すると効果的です。作り方は、ローズマリー約14 g(0.5 oz)を沸騰した水約950 ml(1 qt)に30分以上浸し、就寝前と朝に1杯飲むと良いでしょう。
注意事項
妊娠中や持病がある方は、ハーブやサプリメントを使用する前に必ず医師に相談してください。
