脊椎の関節炎の正式名称は何ですか?
脊椎に起こる関節炎は「スパンドリティス(spondylitis)」と呼ばれます。スパンドリティスは脊椎全体、椎体、椎間板、関節などに炎症が起こる状態を指す総称です。原因や症状はタイプにより異なりますが、主なものを以下に紹介します。
主なスパンドリティスの種類
強直性脊椎炎(Ankylosing spondylitis)
脊椎と仙腸関節(骨盤と脊椎をつなぐ関節)に炎症が生じ、疼痛・こわばりが特徴です。進行すると椎体が癒合し、背骨が硬くなることがあります。
リウマチ性関節炎(Rheumatoid arthritis)
全身の関節に影響を及ぼす自己免疫疾患で、脊椎にも痛みや腫れ、こわばりを引き起こします。軟骨や骨の侵食が進行することがあります。
変形性関節症(Osteoarthritis)
最も一般的な関節炎で、脊椎の軟骨が摩耗し、疼痛・こわばり、腫れが生じます。骨棘(こぶ)の形成も見られます。
乾癬性関節炎(Psoriatic arthritis)
皮膚疾患である乾癬を伴う関節炎で、脊椎に疼痛・腫れ・こわばりを引き起こし、軟骨や骨の侵食が起こることがあります。
スパンドリティスは生活の質に大きな影響を与える可能性があります。症状が疑われる場合は、早めに医師の診断と適切な治療を受けることが重要です。
