線維筋痛症の治療にサベラ(ミルナシプラン)を使用する

線維筋痛症について

線維筋痛症は慢性的な疼痛、著しい疲労、集中力低下(いわゆる「ブレインフォグ」)を特徴とする症候群です。女性に多く見られ、完全な治癒法はありませんが、症状が緩和する寛解期が訪れることもあります。

サベラ(ミルナシプラン)とは

サベラは一般名ミルナシプラン塩酸塩で、ノルエピネフリン再取り込み阻害薬および選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SNRI)に分類されます。米国では2009年に線維筋痛症治療薬として初めてFDAの承認を受けました。欧米諸国では抗うつ薬としても使用されてきました。

作用機序

臨床試験では、サベラ服用により疼痛、疲労、記憶障害が改善したと報告されています。関節リウマチ学の権威であるダニエル・クラウ教授は、ノルエピネフリンが慢性疼痛の制御に重要な役割を果たす可能性があると指摘しています。

注意点・副作用

最も頻度の高い副作用は吐き気です。また、不安感や自殺念慮が報告されており、FDAはこれらのリスクについて患者へ警告するようメーカーに義務付けています。服用前に必ず医師と相談してください。

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