多発性筋痛症は関節炎の一種ですか?
多発性筋痛症(Polymyalgia rheumatica、PMR)は、肩や腰を中心に全身の筋肉に痛みとこわばりを引き起こす疾患です。首や背中に症状が出ることもあります。
稀に、血管の炎症を伴う巨大細胞性動脈炎(Giant cell arteritis、GCA)と同時に発症したり、後に続発したりします。PMRの患者の一部がGCAを発症しますが、ほとんどは発症しません。
症状は発症から2〜4週間以内に現れ、関節炎では一般的でない急速な経過を示します。PMR自体は生命に危険を及ぼすことは少ないものの、放置すると強い不快感や可動域の制限を招くことがあります。
関節炎との関係
多発性筋痛症は従来、関節炎の一種とは分類されません。しかし、関節リウマチなどの炎症性関節炎と併発することがあり、診断や治療の際には注意が必要です。
