腰痛に対するラジオ波アブレーション治療の概要
ラジオ波アブレーション(RFアブレーション)は、局所的に熱を加えて神経を処理し、腰部の痛みを軽減する治療法です。針状プローブを用いて対象神経に直接熱を伝えることで、痛覚伝達を抑制します。
種類
- ラジオ波熱凝固(Thermocoagulation): 電極を50〜80℃に加熱し、神経線維を破壊します。
- パルスラジオ波(Pulsed Radiofrequency): 熱凝固ほど高温にしない電極で短時間刺激し、神経線維を一時的に麻痺させます。
メリット
- 腰痛の軽減が期待できることが最大の利点です。
- 外来で実施できる低侵襲手術で、回復が早く日常生活への復帰が迅速です。
副作用
- 出血や感染のリスクがあります。
- 稀に施術後に痛みが増強することがあります。
手順
- 皮膚に局所麻酔を行い、フルオロスコピー(X線)で神経の位置を確認しながら針を挿入します。
- 針内に電極を通し、設定温度まで加熱します。神経は破壊または一時的に麻痺します。
対象となる部位
- 腰部の痛みは、椎間関節から痛覚情報を脳へ伝える「内側枝神経」が主な原因です。RFアブレーションはこの神経を対象に行います。
