背中の痙攣(けいれん)治療法
運動療法
背中の筋肉を伸ばすストレッチや、有酸素運動は痙攣緩和に効果的です。ストレッチは背部組織と筋肉の柔軟性を高め、硬直を和らげます。
有酸素運動は心拍数を上げ、酸素と血液の循環を促進します。週3回、1回30分程度のウォーキング、スイミング、ジョギングがおすすめです。過度の負荷やねじれ、激しい屈伸が伴うボート漕ぎやダンスは避けましょう。
薬物療法
痛みを抑える鎮痛剤の使用も有効です。市販のアセトアミノフェン(例:タイレノール)やアスピリンは軽度の痛みに適しています。重度の痛みには、医師の処方によるオキシコドンやヒドロコドンなどの麻薬性鎮痛剤を短期間のみ使用します。外用薬としてベンゲイ、アイシーホット、ゾストリックスなどのクリームや軟膏も局所的に効果があります。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)も疼痛と炎症を抑えるために用いられ、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセンナトリウムなどが市販されています。
自宅でできる対処法
キッチンにある材料でも痙攣を和らげられます。カプサイシンを含むカイエンペッパーは自然の鎮痛成分で、赤唐辛子を砕いて背中に直接塗布するか、ローションに混ぜて使用します。
ペパーミント、ローズマリー、ラベンダーのエッセンシャルオイルは抗炎症・鎮痛効果があります。各種オイルを4滴ずつ、30mlのサフラワーオイルに混ぜて温め、マッサージオイルとして背中に塗ります。
温冷療法も簡単に実践できます。痛みのある部位に10分間冷湿布を当て、3時間ごとに繰り返し、最大3日間続けます。その後は温湿布に切り替え、温めたタオルを背中に当てて血行を促進させます。
