男性と女性に共通するB型肝炎の症状
検査とスクリーニング
症状が出ないことも多く、血液検査でのみ診断できます。妊婦、透析患者、HIV感染者などリスクのある人は定期的に血液検査を受けることが推奨されます。
識別
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)によって引き起こされる肝臓の感染症です。成人の多くは自然に回復しますが、子どもは肝不全や肝がんへ進行するリスクが高くなります。
症状
症状は軽度から重度まで様々です。多くの患者は無症状ですが、軽い症状としては倦怠感、食欲不振による体重減少、吐き気や嘔吐、右上腹部の痛み、全身のかゆみ、尿が濃い色、便が淡い色などがあります。
重篤な症状
症状が進行すると、黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる)、腹部の腫れと痛み、意識障害や幻覚を伴う混乱、慢性的な関節痛、手のひらに現れる赤い発疹などが見られます。
考慮すべき点
HBVは性行為(コンドームなし)、血液製剤や輸血、針を共有する静脈注射などで感染します。リスクが高いのは、複数のパートナーと無防備な性交渉を行う人や、医療機関や血液バンクで血液に触れる仕事をしている人です。
予防・対策
HBV感染にはワクチン接種が最も効果的です。感染が確認された場合、急性期は症状を緩和し自然経過を見守ります。慢性化した場合は、抗ウイルス薬でウイルス増殖を抑える治療が行われます。感染後24時間以内に抗ウイルス薬を投与すれば、ウイルスの拡散を防げる可能性があります。重症例では肝移植が必要になることもあります。
