カリウムが低下する原因は?

カリウムは体内で必須のミネラルで、神経細胞や筋肉細胞の正常な機能に欠かせません。バナナやアプリコット、乳製品などの食品に含まれ、腎臓が余分なカリウムを尿として排出しながら適正な濃度を保っています。血中カリウム濃度が基準以下に低下する状態を低カリウム血症(低カリウム症)と呼びます。

薬剤

特に抗生物質や利尿剤はカリウム欠乏の主な原因です。カルベニシリン、ゲンタマイシン、アムホテリシンBなどが代表的です。排尿が増える薬剤全般が体内のカリウム保持を妨げます。

下痢

激しい下痢もカリウムを大量に失わせます。細菌・ウイルス感染、過度のアルコール摂取、下剤の過剰使用が原因となります。

疾患

リドル症候群、クッシング症候群、原発性アルドステロン症、ファンコニ症候群、バルター症候群などは腎臓でのカリウム再吸収を阻害し、欠乏を招きます。

身体的要因

大量の発汗や嘔吐もカリウム喪失の原因です。過度の運動や熱中症、過食症・神経性無食症(過食症)などの摂食障害でも同様です。

食事

食事からのカリウム摂取が極端に少ない場合は不足します。特に野菜や果物をほとんど摂らない食生活がリスクです。また、甘草に含まれるグリチルリチン酸は過剰摂取によりカリウム排泄を促進します。

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