RDW‑CVが正常範囲(14〜16%)なのに低値になる理由は?

RDW‑CV(赤血球分布幅)は、赤血球のサイズのばらつきを示す指標です。

低RDW‑CVが示すこと

RDW‑CVが低い(数値が正常範囲の下限に近い)場合、赤血球のサイズが比較的均一であることを意味します。これは以下のような状態で見られることがあります。

  • 鉄欠乏性貧血:鉄が不足するとヘモグロビン合成が低下し、赤血球が小さく均一になることがあります。
  • ビタミンB12・葉酸欠乏:これらのビタミンが不足すると、赤血球の成熟が阻害されサイズが揃いやすくなることがあります。
  • 慢性疾患(がん、腎臓病、肝臓病など):長期的な炎症や代謝異常が赤血球の形態に影響し、RDW‑CVが低下することがあります。
  • 薬剤の影響:化学療法薬など、一部の薬剤が赤血球の生成やサイズに影響を与えることがあります。

低RDW‑CVが見つかったら

医師は原因を特定するために、血清鉄、フェリチン、ビタミンB12、葉酸、腎機能・肝機能検査などの追加検査を指示することがあります。治療は、根本原因に応じて鉄剤、ビタミン補充、基礎疾患の管理などが行われます。

血液障害 - 関連記事