血液中のトランスフェリンが過剰な場合、何を意味するのか?
トランスフェリンとは
トランスフェリンは血液中で鉄を運搬するたんぱく質です。
トランスフェリンが過剰になる(高トランスフェリン血症)とは
血中のトランスフェリンが多すぎる状態は「高トランスフェリン血症」と呼ばれ、何らかの基礎疾患が原因であることが多いです。
主な原因
- 鉄欠乏性貧血:最も一般的な原因です。体内の鉄が不足すると、鉄を細胞へ運ぶためにトランスフェリンの産生が増加します。
- 慢性肝疾患:肝機能障害によりトランスフェリンの合成が低下し、結果として血中濃度が上昇します。
- 妊娠:妊娠中は鉄需要が増えるため、トランスフェリンの産生が増加します。
- 特定のがん:白血病やリンパ腫など、一部のがんは高トランスフェリン血症を引き起こすことがあります。
原因が不明な場合
稀に、基礎疾患がなくても高トランスフェリン血症が認められることがあります。その場合でも、医師は血液検査や画像診断などで原因を追求し、必要に応じて治療を提案します。
