股関節ストレス骨折のサイン・症状・診断・治療法
ストレス骨折は、骨に生じる微細なヒビです。特に体重がかかる脚に多く見られますが、過度の負荷が続くと股関節の大腿骨頸部にも起こります。主に長距離ランナーや軍隊での連続行軍など、繰り返しの運動を行う人がリスクが高いです。
サイン
- 股関節や鼠径部に新たな激しい痛みが出たとき、特に長時間の走行や反復的な動作を始めた直後は注意が必要です。
- 骨密度が低い(骨粗鬆症)場合は、通常の負荷でも骨折しやすくなります。
症状
- 痛みは局所的で、活動時に特に股関節前部や鼠径部に鋭く現れます。安静にすると軽減し、筋肉痛のように広がることは少ないです。
- 痛みが強くなると、走る・階段を上がるといった負荷の高い動作ができなくなります。
診断
- 医師は痛みの特徴や運動歴、既往歴を詳しく聞き取り、まずはX線検査を行います。ストレス骨折はX線に映りにくいことがあるため、必要に応じて骨シンチグラフィーやMRIで確定診断します。
治療
- 骨折のタイプと重症度に応じて治療方針が決まりますが、基本は負荷を避けることです。患部を安静にし、4~6週間は松葉杖で歩行を補助します。
- 疼痛が強い場合は鎮痛剤や冷温パックで対処し、必要に応じて外科的固定や手術が検討されます。
