前腕の外側骨(橈骨)を折った場合、骨折している可能性は?
概要
前腕の外側にある長骨は橈骨(とうこつ)です。橈骨は肘から手首まで伸びる二本の長骨のうちの一本で、もう一本は尺骨(しゃくこつ)です。外側骨を折ったとすれば、ほぼ確実に橈骨の骨折と考えられます。
症状
橈骨が折れた場合に現れる主な症状は次のとおりです。
- 激しい痛み
- 腫れやむくみ
- 触れると痛む(圧痛)
- 皮下出血による青あざ
- 変形や不自然な姿勢
- 腕や手首の動きが制限される
診断
症状と視診・触診による身体検査でまず疑いを持ちます。その後、レントゲン撮影で骨折部位や形状を確認し、必要に応じてCTやMRIを追加で行うこともあります。
治療
治療は主に以下のステップで進められます。
- 石膏やブレースでの固定
- 患部の冷却(アイシング)
- 患部を心臓より高く保つ挙上
- 疼痛管理のための鎮痛薬投与
- 固定後のリハビリとして、理学療法士の指導のもと可動域訓練や筋力強化を実施
適切な治療とリハビリにより、通常は数週間から数か月で機能回復が期待できます。
