膝蓋骨下の筋肉を伸ばす方法
膝蓋骨(パテラ)は脚の重要な部位で、上腿と下腿の多数の筋肉が交わり、下肢の動きを支えています。膝蓋骨下の筋肉を伸ばす際は、関連する複数の筋肉を対象にする必要があります。どれか一つでも硬くなると動きが制限され、膝蓋骨がずれやすくなり、膝の痛みにつながります。
膝について
日常生活で膝の重要性に気付くのは、痛みが出たときがほとんどです。膝蓋骨の周囲や下部の筋肉を定期的にストレッチすれば、膝の安定性が高まり、緊張が緩和されます。ストレッチ前に、15分程度のウォーキングや5分間の軽いジョギングで脚の筋肉を温めましょう。
前脛骨筋(Tibialis Anterior)
前脛骨筋は膝の動きに直接関与しませんが、すねの前側に位置し、膝のすぐ下にあります。足首の柔軟性向上に役立つので、脚全体のストレッチに組み込むと効果的です。やり方は、両足のつま先を床につけた状態で座り、臀部をかかとに乗せます。上体を後方に倒すと筋肉が伸び、10秒以上キープします。
大腿四頭筋のストレッチ
大腿四頭筋は大腿前面を走り、膝蓋骨下の腱(膝蓋腱)に付着しています。筋肉が硬いと腱に圧がかかり、膝蓋骨がずれやすくなります。立った状態で片足を持ち上げ、同側の手でかかとを臀部に引き寄せます。バランスが取りにくい場合は椅子などを掴んでください。背筋を伸ばしたまま15〜30秒保持し、反対側も同様に行います。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスは膝蓋骨の裏側に付着する大きな筋群です。硬くなると膝蓋骨がずれ、痛みの原因になります。前足を前に、後ろ足を後ろに置き、前足のつま先に手を伸ばします。胸を張り、頭を上げたまま前方に体を倒すと、太ももの裏側に伸びを感じます。20〜30秒キープし、足を入れ替えて同様に行いましょう。痛みが出たらすぐに止めてください。
