ゴニオメーターの使い方と測定手順
ゴニオメーターは関節の可動域(ROM)や角度を測定する装置で、2本の可動アームを持つ分度器に似ています。可動域は関節の柔軟性や動きの範囲を示し、怪我や手術後は通常減少します。治療やリハビリでは、ゴニオメーターで回復状況や可動域の改善を定量的に評価します。また、家庭やオフィスのエルゴノミクス家具の設計にも活用されています。
ステップ1:関節の動きを分離する
対象関節付近を固定し、他の部位が動かないように指示します。
ステップ2:ゴニオメーターの支点を合わせる
ゴニオメーターの支点(ヒンジ部)を対象関節の支点に合わせます。支点は関節の回転中心です。
ステップ3:アームを合わせる
固定アームを関節に最も近い、かつ動かさない部位に合わせ、可動アームを測定対象の部位に合わせます。
ステップ4:測定値を記録する
開始角度(°)を記録し、関節を可動域まで動かしながらゴニオメーターを保持します。終了角度を記録し、両者の差が可動域となります。
ステップ5:結果を評価する
得られた可動域を標準テーブルと比較し、ニュートラル(0°)位置からの角度を個人の記録に残します。定期的に測定し、経過を追跡します。
