骨感染症(骨髄炎)の治療法

骨感染症(骨髄炎)は、激しい痛みや患部に体重をかけられない状態を引き起こします。血流や近隣組織、手術や外傷などを通じて微生物が骨に侵入し、白血球が放出する酵素で病原体だけでなく骨組織も破壊されます。最も一般的な原因菌は黄色ブドウ球菌(スタフィロコッカス・オリウス)です。治療には、感染した骨組織を専門医が徹底的に除去・清浄化することが不可欠です。

治療手順

  1. 1. 手術の準備

    感染の程度に関わらず、まずは手術で患部を清掃し、膿や創傷を排出します。人工関節などのインプラントが感染源の場合は取り除かれます。また、銃弾やガラス、破片などの異物も除去します。壊死した骨は、適合するドナーが見つかれば移植で健康な骨に置換されます。手術と抗生物質で感染が抑えられない場合、最終手段として壊死組織の切除(切断)が検討されます。

  2. 2. 抗生物質療法の準備

    感染の重症度に応じて、骨内へ直接注入する局所抗生物質や、手術前の静脈内投与が行われます。手術中にも抗生物質が使用され、手術後は自宅での外来治療期間中にどのように投与すべきか、担当医に確認してください。

  3. 3. 骨組織の再建

    手術と抗生物質治療が終わった後、医師は鋼棒などの外部固定装置を用いて骨の再生を支援します。見た目は美しくないかもしれませんが、固定装置は安定性を保ち、血流と骨成長を促し、徐々に体重をかけられるようにします。医師の指示に従い、リハビリや外来治療を継続すれば、骨感染症の回復へと進むでしょう。

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