凍結肩(肩関節周囲炎)をマッサージで改善する方法
概要
凍結肩(粘着性関節包炎)は、肩関節包が損傷し、可動域が制限されたり、動かすと痛みが出る状態です。患者自身や施術者が肩を動かしたときに可動域が狭くなることが診断基準となります。痛みは伴いますが、適切に訓練されたマッサージセラピストによるマッサージで症状の改善が期待できます。
マッサージでの治療手順
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ステップ1:評価とアドヒージョンの確認
クライアントを仰向けに寝かせ、能動・受動の可動域テストを実施します。これにより、どの程度の癒着(アドヒージョン)があるかを把握します。肩周囲の筋肉を触診し、癒着、緊張した帯、トリガーポイントや結節を確認し、位置をメモしておきます。
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ステップ2:組織の温熱化
癒着部分を特定したら、軽い擦りと握りで組織を温めます。組織が十分に温まるまで数分間行い、血流と柔軟性を高めます。
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ステップ3:クロスファイバー摩擦
癒着部位に対して、筋繊維に対して横方向に摩擦を加えます。消しゴムでこすったように、エッジから中心へ向かって行い、筋繊維に沿ってではなく横切るように意識します。小範囲で数分、広い範囲の場合は時間を延長します。
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ステップ4:トリガーポイントの処理
まずは主たるトリガーポイントにアプローチし、次に周辺の小さな結節(サテライトポイント)を順に処理します。
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ステップ5:最終的なマッサージと再評価
肩の筋肉を握り、揉みほぐし、再度擦ることで全体のリラクゼーションを行います。その後、もう一度可動域テストを実施し、改善度を確認します。
