爪が脆くなる原因と対策

概要

爪が割れやすくなる状態(爪割れ症、オンコロヘキシス)は、約20%の人が経験し、女性は男性の約2倍の頻度で起こります。加齢、環境ストレス、基礎疾患が原因となりますが、日常のケアで改善できることもあります。

特徴

爪はタンパク質でできており、年齢とともに色や成長が変化します。加齢により爪板の水分と天然油が失われ、乾燥して割れやすくなります。また、病気や栄養不足でも同様の変化が起こります。

症状

爪が脆いと伸ばすことが難しく、割れやすく、裂け目や剥がれが生じます。

環境要因

乾燥した空気(特に暖房で湿度が低い冬)や長時間の入浴・シャワー、食器洗いなどでの石鹸水への長時間浸漬は爪を乾燥させます。アセトンを含む除光液の過度な使用も同様です。

健康要因

爪が脆くなることは甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)のサインであることがあります。倦怠感、体重増加、便秘、筋肉痛などと併発する場合は医師の診断が必要です。その他、乾癬性関節炎や肝臓のヘモクロマトーシスも原因となります。

予防・対策

環境要因が原因の場合、次のケアで爪を強く保てます。

  • 爪を常に乾燥させ、清潔に保ち、細菌や真菌の繁殖を防ぐ。
  • 長時間水に触れる作業はゴム手袋を使用する。
  • 爪はまっすぐに切り、定期的に整える。金属ファイルは爪を裂くので、やすり(エメリーボード)を使用する。
  • 水仕事後や就寝前に爪と爪周辺を保湿する。
  • 除光液はアセトンフリーのものを選ぶ。
  • ビオチンなどのビタミンや、タンパク質配合のクリアネイルポリッシュが爪強化に役立つとされています(MedlinePlus)。

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