仙腸関節痛の症状・治療・リハビリ
仙腸関節は、腰椎の最下部にある仙骨と、骨盤を構成する腸骨が接する関節です。転倒や急激なねじり動作により、これらの骨をつなぐ靭帯が伸びたり損傷したりすることがあります。
症状の確認
仙腸関節痛は、腰部から臀部にかけての疼痛として現れます。痛みだけでなく、こわばりや動きにくさを伴うことが多いです。坐骨神経が圧迫されると、足先まで放散痛が出ることもあります。
主な治療法
まずは安静が基本です。背中に負担をかけないようにし、一定期間は運動を控えます。背部用サポーターで動きを制限し、さらなる損傷を防ぎます。
追加の治療法
温熱療法で筋肉の緊張を和らげることが有効です。また、イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で炎症と腫れ、疼痛を軽減します。
運動の効果
炎症が落ち着いたら、ストレッチやレジスタンス運動で背中・臀部・股関節の柔軟性と筋力を高めます。これにより仙腸関節の安定性が向上します。
治療上の留意点
保存的治療で改善しない場合、医師がステロイド注射を行い、炎症を抑えることがあります。
