肩脱臼手術後の予後とリハビリテーション
解剖学
肩関節は骨、筋肉、腱が複雑に絡み合う関節です。上腕骨が肩甲骨から外れた状態が肩脱臼で、関節包や周囲の腱が損傷します。
手術が必要な時期
手術の必要性は、損傷の程度と再発リスクに左右されます。特に若年で活動的な患者は再脱臼のリスクが高く、外科的治療が選択されやすいです。
手術内容
手術では損傷した組織を再付着させ、縫合やアンカーで固定します。関節の安定性を回復させることが目的です。
リハビリテーション
手術後は数週間にわたる理学療法が必要です。可動域の回復と関節筋力の強化を中心にプログラムが組まれます。
回復期間
激しい運動に復帰するまでに6〜9か月かかります。投球など肩に大きな負荷がかかる競技の場合は、1年程度のリハビリが必要になることもあります。
予後
手術を受けた患者の80〜90%が完全に回復し、再脱臼の確率は治療しない場合に比べて大幅に低下します。
