肩が脱臼したときの症状と対処法

定義

肩関節は球関節で、腕を多方向に動かすことができます。その可動性が高いため、関節が不安定になりやすく、脱臼しやすい部位です。脱臼は部分的(亜脱臼)と完全脱臼の二種類があります。亜脱臼は上腕骨頭がソケット(肩甲骨の関節窩)から部分的に外れた状態、完全脱臼は完全に外れた状態を指します。

識別方法

脱臼を示す主なサインは次の通りです。

  • 肩が明らかに変形またはずれたように見える
  • 腫れや青あざなどの変色がある
  • 激しい痛みと関節の動かしにくさ
  • 患側の首や腕にしびれ・チクチク感が出ることがある

原因

肩が脱臼するには大きな外力が必要です。主な原因は以下の通りです。

  • フットボール、ホッケー、スキーなどのスポーツ中の外傷
  • スポーツ以外の事故や衝突
  • 転倒による衝撃

治療

脱臼が疑われたら速やかに整形外科医の診察を受け、肩を元の位置に整復してもらう必要があります。整復時は痛みが伴いますが、処置が終われば痛みも軽減します。医師には、脱臼の原因や過去に同様の経験があるかどうかを正確に伝えることが重要です。

予後とリハビリ

多くの患者は適切な治療とリハビリにより日常生活に復帰できますが、肩が不安定に感じることがあります。再発防止のため、肩周囲の筋肉を強化するリハビリテーションが強く推奨されます。

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