腱炎に対する温熱療法と冷却療法

腱炎(テンドナイト)は、怪我や過度の使用、加齢による弾性低下など様々な要因で起こります。腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、炎症が起きると痛みが生じます。炎症を抑えることで痛みが和らぎ、最終的に症状は改善します。

冷却療法(コールド療法)

  • 適用期間:怪我や腱炎の発症後、最初の24〜48時間以内。
  • 方法:氷嚢や冷却パックを患部に20分間当てます。これにより腫れが軽減し、疼痛が鈍くなります。
  • 注意点:48時間以降は冷却は疼痛緩和に役立つ程度で、腫れの軽減効果は期待できません。

温熱療法(ヒート療法)

  • 適用期間:怪我や腱炎の発症から48時間以降。
  • 方法:電気ヒートパックや電子レンジで温めることができるパック、または温水に浸したパックを患部に20分間当てます。血管が拡張し血流が増加することで、腱の修復が促進されます。
  • 注意点:炎症がまだ強い初期段階では使用しないでください。

その他の治療

  • 安静を保ち、患部に過度な負荷をかけないことが最も重要です。
  • 市販の非ステロイド性抗炎症薬(例:イブプロフェン)を併用すると炎症と疼痛の管理に有効です。
  • 慢性化した腱炎の場合は、理学療法や専門医の指導のもとリハビリテーションが必要になることがあります。

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