不使用性骨減少症とは何か?

長期間ベッドに横たわったり、キャストで四肢を固定したままにすると、その部位の骨量が減少します。骨量が減ると骨が脆くなり、骨折しやすくなる状態を「不使用性骨減少症」と呼びます。この状態は、怪我をした子どもから宇宙飛行士まで、何百万人もの人々に影響を与えています。

原因

  • 身体の一部が長時間動かせない、または固定されると不使用性骨減少症が起こります。

なぜ起こるのか

  • 長期間の不活動により骨からカルシウムが放出され、骨量が減少します。通常は活動再開で自然に回復しますが、長期間続くと骨の退化が進み、骨減少症になります。

誰が罹りやすいか

  • 長期ベッドレストや無重力環境(宇宙飛行士)では全身性の骨減少症が起こります。キャストで固定された四肢は局所的な骨減少症のリスクが高まります。

治療法

  • 骨密度を回復させる最善策は、通常の活動に戻し、対象部位を適切に運動させることです。また、カルシウムとビタミンDを豊富に含むバランスの良い食事も重要です。

回復期間

  • 不使用性骨減少症は可逆的ですが、回復に要する時間は不使用期間や骨喪失の程度より長くなることが多いです。再発防止のため、徐々に活動を増やすことが大切です。

注意点

  • 不使用性骨減少症は、より深刻な骨粗鬆症とは異なります。骨減少症・骨粗鬆症の詳細は、下記のWHO資料をご参照ください。

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