腕の腱損傷の治療法

はじめに

腱は筋肉と骨をつなぐ繊維組織です。稀ではありますが、腱が断裂すると痛みや永久的な機能障害を引き起こすことがあります。腕・脚・足など、外部からの衝撃が加わった部位で起こり得ます。腕の腱損傷は、機能回復のために適切な治療が必要です。まずは自宅で応急処置を行い、早めに医師の診察を受けましょう。

自宅での応急処置(RICE法)

  1. 安静(Rest):患部をできるだけ動かさず、休ませます。
  2. 氷冷却(Ice):タオルやプラスチック袋に包んだ氷を患部に優しく当て、腫れや痛みを抑えます。
  3. 圧迫(Compression):ACEバンドや伸縮性のある包帯でゆるく圧迫し、腫れを軽減します。
  4. 挙上(Elevation):患部を心臓より高い位置に上げます。上腕二頭筋の断裂の場合は、肘を90度に曲げたスリングで固定すると効果的です。

薬物療法と手術

  1. 年齢が若い、または中年の方は手術を検討してください。高齢者は回復期間が長く、日常生活への影響が少ないことが多いため、手術は推奨されないことがあります。
  2. 手術後は数日間スリングで腕を固定し、通常は約12週間で腱は完全に治癒します。
  3. リハビリの第一段階として、可動域を広げるエクササイズを医師に相談してください。ローテーターカフのエクササイズ、腕の筋力強化、軽いウェイトを用いたトレーニングなどが推奨されます。

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