人間の骨は何でできているのか?
人間の体は206本の骨から構成されており、これらの骨は複数の要素でできています。骨は生きた組織で成長し続け、体のどの部位にあってもほぼ同じ成分でできています。
骨膜(Periosteum)
骨膜は骨を覆う外側の膜で、骨を保護し、栄養を供給する血管や成長を助ける神経が含まれています。外層は主にコラーゲンで構成され、内層には新しい骨を生成する骨芽細胞が存在します。特に胎児や成長期の子どもでは内層が顕著です。
緻密骨(Compact Bone)
緻密骨は骨格を構成する主要部分で、全骨量の約75〜80%を占めます。滑らかで硬く、身体に支持を与えます。緻密骨は骨細胞(骨細胞)に囲まれた管が走り、そこに血管と神経が通って骨に栄養を供給します。
海綿骨(Cancellous Bone)
海綿骨は緻密骨の内部に位置し、スポンジ状の組織です。強度はあるものの、緻密骨ほど硬くはありません。全骨量の約20〜25%を占め、軽量な支持構造を提供します。大腿骨や脊椎などの長骨に多く含まれます。
骨髄(Bone Marrow)
骨髄は骨の最内部にあり、海綿骨により保護されています。硬い骨組織とは異なり、ゼリー状の柔らかい組織です。赤色骨髄は赤血球を産生し、主に大腿骨と上腕骨に存在します。黄色骨髄は脂肪を蓄え、極度の貧血状態では赤色骨髄に変換されます。
