頸椎の骨棘の症状
頸椎(首)の7つの椎骨のどれかに骨棘(骨のとげ)ができると、急性から慢性まで様々な痛みや不快感が現れます。多くの場合は日常の姿勢や動作による負荷が原因ですが、骨棘が形成されると痛みだけでなく、以下のような症状が現れることがあります。
痛み
骨棘の最も一般的な症状は痛みです。首から背中にかけて鈍い痛みが走り、場合によっては肩や腕、脚にまで広がります。特に動作時や立ち上がる、歩くといった簡単な動きでも痛みが増すことがあります。
しびれ
痛みと同時にしびれを感じることもあります。頸椎内の神経が骨棘によって圧迫されると、首や背中、肩、腕、脚などにしびれが現れます。圧迫が強くなるほど、しびれの範囲も広がります。
可動域制限
骨棘が原因で椎骨の変性が進むと、首の可動域が低下します。頭部の回旋や頸部の前屈・後屈がしにくくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
頭痛
骨棘が血管を圧迫すると血流が妨げられ、頭痛が生じることがあります。症状は一般的な頭痛と似ており、イブプロフェンやアセトアミノフェン、アスピリンなどで緩和できます。
呼吸障害
骨棘の位置によっては喉頭や気管、気管支を圧迫し、炎症や呼吸困難、胸部の違和感を引き起こすことがあります。
嚥下障害
頸部の骨棘が食道に突き出すと、食べ物の通過が妨げられ、飲み込みにくさや痛みを伴う嚥下障害が起こります。
