変性頸椎症による首の痛み
脊椎と頸部は多数の椎体(セグメント)で構成され、各セグメントは椎間板1つと椎骨関節2つ(ファセット関節)からなる関節構造を持ちます。20代半ばまでにファセット関節と椎間関節は摩耗し始め、変性が進行します。変性椎間板疾患(Degenerative Disc Disease、DDD)は、首の痛みの主な原因です。
症状
- 首の痛み、肩甲骨から腕へ放散する痛み、しびれ、チクチク感などが典型的です。
特徴
- 60歳になるとほぼ全員が何らかのDDDの所見を持ちますが、必ずしも痛みや症状が出るわけではありません。
診断
- 医師はまず首の可動域を測定する身体検査を行い、必要に応じてX線、CTスキャン、MRIなどで椎間板の破裂や変性の有無を確認します。
治療
- 症状の重症度に応じて治療法を選択します。まずは理学療法やエクササイズなどの保存的治療が中心です。保存的治療で改善が見られない場合に手術が検討されます。
豆知識
- 姿勢や首の位置を変えるだけで、痛みが悪化したり緩和したりすることがあります。
