翼状肩甲骨(ウィングド・スキャプラ)の改善方法
翼状肩甲骨(ウィングド・スキャプラ)とは
翼状肩甲骨は、肩甲骨が背中側に突出し、まるで翼のように見える痛みを伴う変形です。主な原因は、肩甲骨を肋骨に固定する筋肉(特に前鋸筋)の弱化や、神経損傷です。軽度の姿勢の悪さや長時間のパソコン作業から、スイマーやテニス、ゴルフ選手に見られる重度の変形まで、症状の程度はさまざまです。急な外傷や頻繁な脱臼がきっかけで発症し、手術が必要になることもあります。
治療のステップ
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1. 医師の診断を受ける
まずは整形外科やリハビリテーション科の医師に受診し、原因を特定します。多くの場合、レントゲンやMRI検査が行われます。検査結果に基づき、理学療法から始める治療計画を立てましょう。
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2. 理学療法または自宅エクササイズ
指導されたリハビリテーションを受けるか、医師・理学療法士の指示に従って自宅でエクササイズを行います。最初はゆっくり始め、回数や負荷は徐々に増やし、計画的に継続することが重要です。
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3. 前鋸筋のストレッチ・強化
前鋸筋は肩甲骨を胸壁に押し付ける役割を持つため、弱まると翼状肩甲骨が生じます。以下のエクササイズを取り入れましょう。
- インクラインショルダーリフト
- スタンディング・スキャプション
- ドアフレームで行う胸部ストレッチ(修正バージョン)
- ヨガのコブラポーズ、ダウンドッグ
プログラムは最初は短時間から始め、徐々に時間と回数を増やします。効果を実感するまで、半年から一年程度継続することが推奨されます。
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4. 手術の検討
エクササイズや理学療法で改善が見られない場合は、外科医に相談します。主な手術法としては、損傷した神経組織を除去・破壊する「神経減圧(ニューロリシス)」や、長胸神経の圧迫を解除する「神経減圧手術」などがあります。
