尾骨(尾てい骨)の打ち身・打撲の治療法
概要
尾骨の打ち身は、座ったり寝たりする際に強い痛みを伴うことがあります。治療は圧力を避け、市販の鎮痛剤や氷での冷却、姿勢の調整が基本です。
歴史
尾骨への怪我は医学用語で「coccydynia(コキシジニア)」と呼ばれます。背骨の最下部にある三角形の骨で、3〜5つの節から構成されています。軽度の治療が通常は必要です。
専門家の見解
女性は骨盤が広く尾骨が露出しやすいため、男性よりも損傷しやすいです。硬いものに座る、出産、コンタクトスポーツでの衝突、サイクリングによる繰り返しの負荷、骨棘、感染、腫瘍などが原因となります。
タイプ
打ち身の尾骨は座るときに激しい痛みが集中し、排便や性交時にも痛みが生じます。長時間座ると圧痛や腫れが現れ、痛みが増すことがあります。治療は座位を交互に変え、ドーナツクッションやクッションで圧力を分散させることから始めます。
影響
怪我後数日間は、1回につき20分程度、1日3〜4回氷で冷やすと腫れと痛みが和らぎます。イブプロフェンなどの市販鎮痛剤で痛みを抑えることもできます。排便時に痛みがある場合は食物繊維と水分を増やし、必要に応じて医師の指示で下剤を使用します。医師の指示なしにアレルギーのある薬は使用しないでください。
メリット
温浴や瞑想、深呼吸、リラクゼーション法でストレスを軽減し、痛みを和らげます。横向きに寝て、座るときは前傾姿勢にすると尾骨への負担が減ります。
予後
打ち身は通常数週間で自然に治りますが、氷で冷やす、圧力を避ける、イブプロフェンで炎症を抑えることが重要です。1か月以上痛みが続く場合は骨折の可能性があり、医師の診察とレントゲンが必要です。
警告
激しい長期的な痛みが続く場合、医師は鎮痛薬の処方やX線検査を行い、骨折や腫瘍の有無を確認します。稀に腫瘍が原因の場合は外科的に尾骨を除去する手術が行われることがあります。
