股関節置換手術前に試すべき痛み緩和法
股関節置換手術の前に試すべき痛み緩和法
股関節置換術(人工関節置換)は、股関節を取り除き人工関節に置き換える手術です。血栓、感染、骨折、脱臼、関節硬直などのリスクがあるため、最後の手段として検討されます。手術を受ける前に、まずは以下の非外科的治療で痛みを和らげることが推奨されます。
-
市販の鎮痛剤を使用する
アセトアミノフェン(例:タイレノール)や非ステロイド性抗炎症薬(例:アスピリン)で痛みと腫れを抑えます。睡眠障害がある場合は、睡眠補助成分が含まれる鎮痛剤を選び、痛みのない側で膝の間に枕を挟んで寝ると楽になります。
-
低負荷の運動を取り入れる
股関節周囲の筋肉を強化すると痛みが軽減することがあります。水泳やアクアエアロビクス、固定式自転車などの低衝撃運動が適しています。運動前にストレッチを行い、股関節の可動域を広げましょう。例えば、脚をまっすぐ伸ばすレッグレイズが効果的です。開始前に必ず医師に相談してください。
-
氷で冷やす
凍った野菜の袋などを利用し、15〜20分間、1日に数回股関節に当てて炎症と痛みを抑えます。
-
関節内注射を検討する
コルチゾン注射は関節内の炎症を抑え、痛みを和らげます。また、痛みの原因を特定する診断的な役割もあります。注射は専門医の判断のもと実施してください。
これらの方法で症状が改善しない場合は、整形外科医と相談し、手術の適応を検討してください。
