アキレス腱手術に伴う副作用と注意点
アキレス腱はふくらはぎの筋肉と踵の骨をつなぐ重要な靭帯で、損傷すると腫れや打撲、激しい痛みが生じます。腱が断裂した場合、多くは手術が必要です。
手術
重度のアキレス腱損傷を修復するために、足底手術が行われます。歩行が極めて困難になるほどの痛みや機能障害がある場合に適応されます。
考慮事項
血行不良、心肺疾患、足後部の皮膚トラブル、座りがちな生活習慣などがある患者は、手術リスクが高くなるため慎重に判断する必要があります。
回復期間
手術を行わない場合でも、足首を6〜8週間キャストし、その後約4か月間の理学療法が推奨されます。手術後も同様に6〜8週間の固定が必要で、松葉杖を使用しながら最大6か月のリハビリが必要です。
合併症
腱修復部位の皮膚は薄く血流も乏しいため、感染や創部の治癒不全が起こりやすいです。近年は外科医の認識向上により合併症率は大幅に低減しています。
手術後の注意点
腫れ、治癒遅延、瘢痕形成、感染が起こり得ます。稀に腱の再断裂や永続的な機能障害が生じることがあります。
リハビリテーション
筋力と可動域を回復させ、再発防止を目的としたリハビリが必要です。手術後数日から開始し、4〜5か月続けます。足底スプリントやサポーターの使用でバランスと動作が改善します。
