左腕の痛みと症状
種類
左腕の痛みは肩から手首までのどこでも起こり得ます。痛みは筋肉や関節の奥深くから感じることもあれば、皮膚表面近くで感じることもあります。過度の使用による痛みは鈍い継続的な痛みや間欠的なズキズキ感として現れ、重度の外傷による痛みは突然激しく現れます。使用時や動作時にだけ痛むこともあれば、安静時でも常に痛むこともあります。
原因
筋肉、腱、靭帯、骨など左腕の組織に損傷があると痛みが出ます。また、帯状疱疹後神経痛、末梢神経障害、糖尿病性神経障害などの神経疾患でも痛みが生じます。さらに、心筋梗塞の際に左腕に痛みを伴うことがあります。
診断
左腕の痛みが1〜2日以上続く場合、赤み、腫れ、変形、創傷などの異常が見られることがあります。医師は視診、握力・筋力テスト、X線やMRIといった画像診断で原因を特定します。発熱や倦怠感を伴う強い痛みは速やかに受診してください。
重要性
放置した慢性的な左腕の痛みは睡眠障害や日常生活(着替えなど)の支障を来すことがあります。ストレス性の負傷や捻挫でも腕を使い続けると症状が悪化します。突然の激しい痛みは緊急事態であり、放置すれば生命に関わることもあります。
予防・対策
長時間・激しい身体活動を伴う仕事では、定期的に休憩を取り腕への負担を軽減しましょう。子どもがスポーツをする際は保護具を正しく装着してください。作業時のエルゴノミクス用品の活用や、理学療法・軽い運動で筋肉や神経のトラブルによる痛みを予防できます。
治療
痛みの原因と重症度に応じた治療が必要です。メイヨークリニックが推奨する「PRICE」法(保護・安静・冷却・圧迫・挙上)や、医師の処方による鎮痛剤・筋弛緩剤が一般的です。重度の損傷では外科手術が検討されます。
