ハンマー足趾手術の回復とケア

ハンマー足趾とは

ハンマー足趾(ハンマートゥ)や爪先が曲がる変形は、サイズの合わない靴の着用や外傷、先天的な要因で起こります。主に第2指に見られ、指関節が中間部で急激に曲がり、爪が鉤状になります。初期は柔軟性がありますが、放置すると硬直し、指先にたこや足裏にたこができ、歩行が痛くなります。

手術の概要

矯正用シューズやスプリント、運動療法で改善しない場合、外科的治療が検討されます。手術は通常外来で行われ、対象となる指の本数や変形の程度により手術法が異なります。軽度の場合は腱の位置を調整し、重度の場合は腱を切除したり関節を固定(癒合)したりします。

回復期間

手術後の回復は約3か月が目安です。術後すぐは指に痛みと腫れがあり、指同士を固定したりサポーターで保護したりします。術後1か月は長時間の歩行は避け、必要に応じて松葉杖を使用します。足を高く上げて安静にすると腫れが早く引きます。

術後のケアとメンテナンス

回復期間中は、つま先に余裕のある広めの靴を選び、指が自由に曲がるようにしましょう。医師の指導のもと、縫合が抜去され痛みが落ち着いた約3週間後から指の柔軟性を保つエクササイズを始められます。

留意点と再発防止

神経や脊髄の問題が原因の場合、手術後に再発する可能性があります。また、締め付けの強い細い靴を長時間履くと再びハンマー足趾が生じやすくなります。適切なフットウェアと日常の足のケアを徹底することが再発防止の鍵です。

骨・関節・筋肉 - 関連記事