骨盤筋の痛みとは

骨盤内や骨盤表面にある筋肉(恥骨尾骨筋、梨状筋、閉鎖筋内外側など)は、日常生活や運動で痛みを引き起こすことがあります。外側の筋肉としては大腿筋膜張筋、縫工筋、大臀筋、外側広筋などが骨盤に付着し、腹部や背部の筋肉も関与します。本記事では、骨盤筋の痛みの特徴、診断ポイント、対処法について解説します。

考慮すべき点

  • 骨盤筋の痛みは原因が特定しにくいことがあります。膀胱・卵管・卵巣の感染や、腰椎からの放散痛も考えられます。正確な診断にはMRI検査が必要になることがあります。

診断

  • 過去に同様の痛みがあれば筋肉由来の可能性が高いです。ランニングなどでのスポーツ障害や、特定の姿勢(座位・仰向け)で痛みが増減することも診断の手がかりになります。痛みとともに筋力低下やしびれを感じることがあります。

休息・冷却・温熱の効果

  • 休息は筋肉の安定化と二次的な損傷防止に有効です。氷で血管収縮させ炎症と痛みを抑え、20分程度を1日数回行います。腫れや痛みが軽減したら、温熱パッドや温浴で血流を促進します。

その他の治療法

  • イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬で痛みと炎症を軽減します。重度の場合はステロイドの経口または注射投与が行われることがあります。理学療法ではストレッチから始め、徐々に軽いウェイトトレーニングや抵抗運動を取り入れます。マッサージ、バイオフィードバック、TENS(経皮的電気神経刺激)も慢性痛に有効です。

回復期間

  • 回復には一定の期間はありませんが、スポーツ障害や外傷の場合は数か月かかることがあります。積極的に治療に取り組むことで回復は早まります。

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