上腕二頭筋腱炎の治療法
上腕二頭筋腱炎(長頭上腕二頭筋腱炎)は、肩甲骨に付着する上腕二頭筋腱が炎症を起こす状態です。アメリカ整形外科学会によると、主な症状は肩や上腕部の痛みと可動域制限です。
重要性
- まずは患部を休ませ、腕を頭上に上げる動作を避けることが回復の第一歩です。過度の負荷は炎症を悪化させる可能性があります。
治療法の種類
- イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で炎症や腫れ、痛みを軽減します。症状が強い場合は医師がステロイド注射(コルチゾン)を処方することがあります。
その他の対処法
- 氷嚢や冷却パックを1回20分程度、1日数回、特に発症後48時間以内に使用すると血流が一時的に抑えられ、炎症と腫れが和らぎます。皮膚に直接氷を当てないよう注意してください。
運動の効果
- 炎症と痛みが落ち着いたら、ストレッチやレジスタンスエクササイズで腱の可動域と筋力を徐々に回復させます。無理のない範囲で行うことが重要です。
注意点
- 氷を直接皮膚に当てないこと、そして必ず医師の診断を受けることが大切です。腱に大きな断裂がある場合は手術が必要になることがあります。
回復期間
- ミシガン大学医療システムのデータによれば、完全回復までに通常は6週間以上かかります。個人差があるため、医師の指示に従いながらリハビリを進めましょう。
