変形性関節症の肩関節の可動域を広げるエクササイズ

変形性関節症は、関節をクッションする軟骨が減少することで関節に影響を及ぼす疾患です。主に加齢に伴う軟骨の摩耗が原因で、手、股関節、肩、脊椎、膝などに多く見られます。完治は難しいものの、できるだけ長く活動的に過ごすことで可動域を保ち、痛みを軽減できます。

柔軟性を高めるエクササイズ

  • 患側の肩を腕時計の振り子のように、左右にゆっくり揺らします。前に倒れながら前後に揺らすときは、急に速く動かさないよう注意してください。前方に揺らす際は腕を肩の高さまで、後方は肩の中間くらいまで持ち上げます。1日数回、10回程度繰り返すことで関節の硬直を防ぎます。

円を描く運動

  • 患側の腕を体側に自然に下げた状態で、空中に円を描くイメージで動かします。最初は腕を肩の高さまでゆっくり持ち上げ、非常に小さな円(ティーカップの皿サイズ)を描きます。肩と腕が慣れてきたら、円をディナープレート大、さらに大きくして、最終的に360度の大きな円を描けるようにします。この運動は肩関節の可動域拡大に効果的です。

指先タッチエクササイズ

  • 座るか立つかしてリラックスし、腕を体側に下げます。右腕を上げて肘を曲げ、首の根元(背骨)に向かって指先を伸ばします。左腕は背後に回し、右手の指先と左手の指先を合わせるように試みます。指が届かなくても構いません。そのまま元の位置に戻し、しばらく休んだら逆側でも同様に行います。各側で2回ずつ、背中で指先を合わせる姿勢は5秒保持します。肩が強くなったら回数を5回に増やし、最終的には指先同士を結合できるようになります。

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