手のリハビリテーションエクササイズ
手のリハビリテーションを行う理由はさまざまです。トリガーフィンガー手術後、手根管症候群、脳卒中後の回復などが挙げられます。これらの状態では、手の筋力と協調性を高めるエクササイズが必要です。必ず医師に相談し、症状を悪化させないように注意してください。
可動域を広げる
指や手首も筋肉があるので、しっかりとストレッチが必要です。指を猫の爪のように曲げてから伸ばす、手のひらを合わせて指先を交差させる(ピアニストのウォームアップとして有名)などの動作で、指の可動域と柔軟性を保ちます。腕を体から離し、指先を下に向けた状態から反対の手で引き上げることで手首の柔軟性も高められます。痛みを感じるまで伸ばすのは避けましょう。
筋力を強化する
握りや開く動作で手の筋力を鍛えます。フォームボールやテニスボール、ハンドグリッパーで握る練習をすると前腕と手の筋肉が強くなります。また、指先に輪ゴムをかけて指を開く動作(花が開くように)を行うと、握る動作とは逆の筋肉を鍛えることができます。
器用さを高める
指が独立して動くことは、手の完全な回復に不可欠です。ストレッチに加えて、粘土細工で小さな筋肉を鍛えると効果的です。特に脳卒中後のリハビリに有用です。また、中国式エクササイズボール(直径1〜2インチ)を手の中で時計回りに転がす練習もおすすめです。内部に鈴が入っているので、正しく転がすと音が鳴り、リラックスしながら筋力と器用さを向上させられます。
