顎の骨折・脱臼の治療と対処法
はじめに
顎の骨は体の他の骨と同様に、脱臼や骨折、破折が起こり得ます。顎の骨折の主な症状としては、口内出血、口が開かない、顎が動かせない、顔面の打撲や腫れ、硬直、痛みや圧痛、歯が揺れる、しびれ、外観の変形などがあります。これらの症状がある場合は、速やかに医師の診察を受け、適切な処置を受けることが重要です。
必要なもの
- 医師の診察
- 柔らかい包帯
対処手順
顎を固定し、頭部の上部から顎の下までゆるく包帯を巻きます。嘔吐が必要になった際に包帯を外せるよう、余裕を持たせてください。
包帯を巻いたらすぐに医療機関へ搬送します。顎の骨折は大量出血や呼吸困難を引き起こすことがあり、血液が肺に入ると呼吸ができなくなる危険があります。自己判断での治療は絶対に行わないでください。
軽度の骨折であれば、医師の指示により一時的に包帯と鎮痛剤で様子を見ることがあります。この場合、回復まで数週間の間は柔らかい食事や流動食に切り替える必要があります。
重度の骨折や粉砕骨折の場合は手術が必要です。顎をワイヤーで固定し、骨が正しく結合するようにします。固定中は約6〜8週間、液体食が推奨されます。
ワイヤー固定した場合、嘔吐時に窒息しないようにワイヤーを切断できるハサミを常備してください。ワイヤーを切断した場合は、再度医師のもとで再固定が必要です。
