腱炎(腱鞘炎)の症状と具体的な治療法
腱炎とは
腱は筋肉と骨を結びつける繊維状の組織です。過度の使用、外傷、加齢による変性が原因で腱が腫れや炎症を起こす状態を「腱炎」と呼びます。関節リウマチや糖尿病のある方は特に発症しやすく、主に肘、かかと、肩、膝などで起こります。
必要なもの
- スプリント、サポーター、またはエースバンド
- 温湿布・冷湿布(ホットパック、アイスパック)
- 非ステロイド性抗炎症薬(アスピリン、イブプロフェン)
治療手順
- 抗炎症薬の服用:イブプロフェンやアスピリンなどのNSAIDsを適量服用し、痛みと炎症を抑えます。
- 関節の安静:患部の関節をできるだけ使用しないようにし、必要最低限の動作にとどめます。スプリントやサポーターで部分的に固定すると、過度な負荷を避けつつ日常生活が続けられます。
- 温熱または冷却:腫れが強いときはアイスパックで冷やし、血流を促したいときはホットパックで温めます。症状に合わせて交互に行っても構いません。
- リハビリと筋力強化:症状が落ち着いたら、筋肉を強化するエクササイズやストレッチを取り入れ、再発を防ぎます。柔軟性を保つことも重要です。
- 医師の受診:痛みが数日で改善しない、夜間に痛む、関節の可動域が制限されるなどの場合は、ステロイド注射や手術が必要になることがあります。早めに整形外科を受診してください。
予防のポイント
適度な運動とストレッチで筋肉と腱を柔軟に保ち、過度な負荷を避けることが重要です。また、糖尿病や関節リウマチの管理を徹底することで、腱炎のリスクを低減できます。
