凍結肩の対処法
凍結肩(粘着性関節包炎)は、肩関節が硬直し、痛みを伴う状態です。症状は徐々に現れ、時間とともに自然に改善することが多いです。自然治癒を待つ間に、痛みを和らげ肩の可動域を回復させる方法をご紹介します。
生活習慣でできること
薬に頼らず痛みを和らげる方法として、温熱パッドや氷嚢を使用すると効果的です。適度な温熱は血流を促進し、氷は炎症を抑えます。
できるだけ肩を動かすことが大切です。無理のない範囲で日常動作や軽いストレッチを続けることで、関節包の柔軟性が回復します。
理学療法士の指導のもと、肩に負担をかけすぎないエクササイズを行うと、筋力と可動域の向上が期待できます。
薬物療法
痛みが強い場合は、アスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で緩和できます。
症状が重いときは、医師がステロイド注射を行うことがあります。発症直後に実施されることが多く、頻回の注射は避けるべきです。
その他の治療法
運動や薬で改善しない場合、以下の治療が検討されます。
- 関節包内に無菌水を注入する水分注入療法
- 全身麻酔下での肩関節操作(マニピュレーション)
- 関節内の瘢痕組織や癒着を除去する関節鏡手術
また、鍼灸や経皮的電気神経刺激(TENS)といった代替療法も症状緩和に役立つとされています。
