脊柱側弯スクリーニングとは?
概要
側弯の約80%は、子どもの思春期に起こる急速な成長期に発症します。早期発見を目的に、米国の多くの学区では対象年齢の児童を対象に年1回のスクリーニングを実施しています。
準備
- 子どもはゆったりした服装は避け、できるだけ体のラインが分かる服装で受診します。プライバシー保護のため、男女は別々のエリアで検査しますが、全員が服を着たままです。
アダム前屈テスト
- 子どもは腰から前屈し、上半身を自然に前に倒します。検査者は背中の左右の高さや角度が均等かどうかを目視で確認します。
立位テスト(任意)
- 子どもは正面を向き、足を揃えて立ち、腕は体側に下げた状態で姿勢を保ちます。検査者はウエストライン、肩の高さ、骨盤の高さが左右対称かを観察します。
判定
- 検査者が左右の非対称性を認めた場合、保護者へ説明文と医師署名用の用紙を添えて連絡します。医師が診断後、署名済みの用紙を学校に返送します。
結果
- 偽陽性や経過観察が必要な軽度の側弯を含め、スクリーニングで紹介される子どもの約75%は治療を要しません。治療が必要と判断された子どもは、早期に発見されることで将来的な矯正手術を回避できる可能性が高まります。
