腕の主な機能とは
屈曲と伸展
腕は肘関節(上腕骨と尺骨・橈骨)で屈曲(曲げる)と伸展(伸ばす)を行います。これにより手を肩に近づけたり、遠ざけたりできます。
回旋
肩関節(上腕骨と肩甲骨)で内旋(手のひらを下向きに)と外旋(手のひらを上向きに)を行います。日常の多くの動作に不可欠です。
外転と内転
外転は腕を体側から離す動き、内転は体側に近づける動きです。肩周囲の筋肉で可能になり、指差しや抱擁などに重要です。
挙上と下降
肩関節で腕を上げる(挙上)または下げる(下降)動作が可能です。複数の筋肉が協調し、頭上に物を持ち上げたり、地面に手を伸ばしたりできます。
微細運動制御
腕は手指の正確な動きを支える微細運動制御に重要な役割を果たします。多数の小さな筋肉と骨・関節・神経の複雑な相互作用により実現します。
支えと安定性
腕は手を支え、安定させることで、物を持つ、押す・引く、バランスを保つといった作業を可能にします。
腕の可動域と柔軟性により、正確さと力強さを兼ね備えた無数の動作が可能となり、日常生活や環境との相互作用に欠かせない部位です。
