膝の前十字靭帯評価:ラッマンテストの実施手順
前十字靭帯(ACL)は、膝関節が過度に伸びるのを防ぐ重要な結合組織です。ラッマンテストは、ACL損傷を診断する際に医師が使用する信頼性の高い検査で、前方引き出しテストに比べてより正確な結果が得られます。
検査手順
患者に仰向けに寝てもらい、背中を診察台に合わせます。
両脚を完全に伸ばした状態にします。
検査対象となる膝を約20度の屈曲状態に保ちます。
片手で大腿骨(太もも)を握り、親指は大腿の上部に置きます。
もう一方の手で脛骨(すね)を握り、親指は脛骨粗面(すねの上部の骨の突起)に当てます。
脛骨を前方・後方に交互に引く動作を行います。ACLが正常であれば前方への動きの終点はしっかりとした感触があり、損傷している場合は柔らかく、ぐにゃりとした感触になります。
反対側の脚でも同様の手順(ステップ2〜5)を実施し、正常側と比較して診断します。
