足首の前方引き出しテスト(Anterior Drawer Test)の実施手順

テストの概要

前方引き出しテストは、足首の靭帯損傷の有無を評価するために医師が行う検査です。正確でシンプル、しかも関節に負担をかけずに実施できることから、足首の外傷診断で広く用いられています。

実施手順

  1. 患者にベンチやテーブルに座ってもらい、足を端から垂らすように指示します。
  2. 足を少し下方に引き、足底屈曲(プランターフレクション)の姿勢にします。足先を上げる背屈(ドorsiflexion)とは逆の動きです。
  3. 左手で患者のすねの前面を軽く固定します。
  4. 右手でかかとを握り、足全体を前方に引きます。引く力は強すぎず、急すぎないようにし、正確な結果と患者の快適さを保ちます。
  5. 足の動きの最終位置を確認し、硬さがあるか柔らかいかを評価します。柔らかく過度に前方に動く場合は陽性と判断され、足首の捻挫や靭帯損傷が疑われます。

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