ベータスピンドリングとは何か?

脳の神経細胞は電気インパルスで情報を伝達します。人間では直接測定できませんが、頭皮に電極を配置し、総合的な活動を記録することで間接的に観測できます。これが脳波検査(EEG)です。ベータスピンドリングはEEG上で見られる特定のパターンで、発作活動を示すことがあります。

EEGの準備

  • 医師は頭皮の決められた部位に小さな円形電極を装着します。検査当日または前日はヘアスプレーやジェルなどのヘア製品を使用しないでください。カフェインなどの刺激物や脳活動に影響する薬は避け、処方薬は医師の指示がない限り通常通り服用します。

EEG測定の流れ

  • 電極装着後、測定は30〜60分で完了します。リラックスした状態や睡眠、特定の課題を行うよう指示され、脳活動が状態ごとにどのように変化するかを記録します。電極は受動的に信号を拾うだけなので、感覚はほとんどありません。

ベータスピンドルとは

  • EEGの記録は電極ごとの電気波形として表示され、電極の位置は概ね活動している脳領域を示します。波形は周波数帯に分けられ、ベータ帯は12〜30Hzです。ベータスピンドルはベータ帯内で短時間に現れる波形で、振幅が通常より高くなります。

原因・関連疾患

  • ベータスピンドルはベータ周波数帯での高度に相関した活動を示します。BrainQuiry(脳測定機器メーカー)の情報によれば、ベータスピンドルが高頻度に出現すると、てんかんの前駆症状や皮質刺激、脳炎などの脳症状と関連します。また、鎮静剤の使用でも出現することがあります。注意欠陥・多動性障害(ADHD)、双極性障害、その他の神経精神疾患の患者でも異常なベータスピンドルが観察されることがあります。

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