脳分割手術と頭部障害がもたらす発作
Cephaly(頭部)は頭部に関するすべてを指す語です。医学的には「頭部障害(cephalic disorders)」は脳や脊髄の異常発達や損傷によって生じる欠損を意味し、これらの障害はてんかん発作の頻度を高めます。発作を抑える手術として、脳の左右半球をつなぐ神経束である脳梁(corpus callosum)を切断し、半球間の情報伝達を遮断する「脳梁切断術(corpus callosotomy)」が行われます。
脳の左右半球
脳は右半球と左半球の二つに分かれ、それぞれが異なる意識的・無意識的機能を担っています。両半球は太い神経束である脳梁で結ばれ、情報のやり取りが行われます。
脳梁切断術(Corpus Callosotomy)
脳梁を外科的に切断すると、発作が半球間に広がりにくくなるため、発作の強度が低下します。ただし、完全に発作が止まるわけではなく、手術には重大な副作用やリスクが伴います。
頭部障害(Cephalic Disorders)
「頭部障害」は脳や脊髄の発達異常や損傷による欠損を指します。代表的な障害には、脳が小さくなる「小脳症(micrencephaly)」「後頭腔拡大症(colpocephaly)」「前脳裂欠損(holoprosencephaly)」などがあり、いずれもてんかん発作を起こしやすい特徴があります。
