脳灌流圧の計算方法
脳灌流圧の計算方法
脳灌流圧(CPP)は、手術中や脳損傷後の回復期など、患者の状態を評価する重要な指標です。CPPが70 mmHg以上であれば許容範囲とされますが、低下すると脳への酸素供給が不足し、低酸素性脳障害を引き起こす恐れがあります。
必要なもの
- 血圧計(マンノメータまたはトランスデューサ)
- 血圧測定用カフ(血圧計)
- ペンと紙
手順
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患者の血圧(BP)を測定します。カフを上腕に装着し、肘の曲げ部に聴診器を当てます。血圧計のゲージが180 mmHgを示すまで空気を入れ、徐々に圧を抜きながら音が聞こえ始めた時の値が収縮期血圧(SBP)です。音が消えた時の値が拡張期血圧(DBP)となります。
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拡張期血圧を2倍します。例:血圧が120/80 mmHgの場合、80 × 2 = 160。
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収縮期血圧に上記の合計を加えます。例:120 + 160 = 280。
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合計を3で割ります。例:280 ÷ 3 = 93。これが平均動脈圧(MAP)です。
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中心静脈圧(CVP)を測定します。局所麻酔下で鎖骨下静脈、内頸静脈、または大腿静脈にカテーテルを挿入し、上大静脈と下大静脈の合流部まで進めます。胸部X線で位置を確認後、トランスデューサまたはマンノメータに接続し、mm H₂O単位でCVPを取得します。
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CPPは MAP から CVP を引いた値です。例:CVPが7 mm H₂O、血圧が120/80 mmHgの場合、CPP = 93 – 7 = 86 mmHg。
CPPが70 mmHg未満になると脳への酸素供給が不十分になるため、速やかな対処が必要です。
