ドーパミン不足がもたらす症状と影響

ドーパミンはアミノ酸のチロシンから生成される神経伝達物質で、腎臓・心血管・内分泌・中枢神経系など様々な身体機能に関与しています。ドーパミンが不足すると、運動機能や感情面に影響が出やすく、気分の変動、性欲低下、注意散漫、睡眠障害などが現れます。パーキンソン病や注意欠陥・多動性障害(ADHD)もドーパミン低下と関連しています。

男性にみられる症状

  • 骨密度の低下、性欲減退、持久力や筋肉量の減少。
  • コレステロール値の上昇、体脂肪の増加。

女性にみられる症状

  • エストロゲン低下に似た影響が顕在化し、更年期症状が悪化する。
  • ホットフラッシュ、夜間の発汗、睡眠障害、気分の変動が増える。

興奮・快感の低下

  • ドーパミンは快感・報酬感覚を司る興奮性ホルモンです。低下すると性欲が減少し、運動機能や欲求、衝動制御、満足感も低下します。
  • 逆にドーパミンが急上昇すると不安感や過活動になることがあります。

パーキンソン病との関係

  • ドーパミン不足はパーキンソン病のリスクを高めます。
  • 主な症状は歩行障害、筋硬直、バランス障害、嚥下・咀嚼困難、筋肉痛などです。
  • 初期には片側の手の震え(振戦)が見られ、治療法は限られ、徐々に進行します。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

  • ドーパミン低下がADHDの一因と考えられ、ドーパミンを増やすリタリン(メチルフェニデート)が処方されます。
  • 過活動、衝動性、注意散漫が主な症状で、学業・感情・社会生活に支障をきたします。
  • 多くは子供のうちに発症し、7歳以前に症状が現れることが一般的です。

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