脳の血栓(血栓症)の兆候と症状とは?
血栓が脳内にできると脳卒中(ストローク)を引き起こす可能性があります。脳卒中は大きく4種類に分けられ、出血性(くも膜下出血・脳出血)と血栓性(脳血栓・脳塞栓)です。血栓性脳卒中は、血管内にできた血栓が血流を妨げるか、体の他部位から流れ込んだ血栓(塞栓)が脳の血管に詰まることで起こります。脳細胞は酸素供給が途絶えるとすぐに死滅するため、症状を早期に把握し、速やかな医療介入が重要です。
脳血栓(脳血栓症)
脳血栓は脳卒中の中で最も一般的な原因です。血圧が低下したときに血栓ができやすく、特に夜間や朝方に発症しやすいとされています。
血栓と脳卒中の症状の共通点
血栓の症状は脳卒中の症状とほぼ同じです。多くの場合、症状は突然の「脳卒中」発症まで現れませんが、稀に持続的な頭痛やこれまでにない強い頭痛が前兆として現れることがあります。
その他の主な症状
- 頭痛やめまい
- 視力の変化(ぼやけ、二重視など)
- 言語障害や言葉が出にくくなる
- 体の一部の麻痺または感覚の低下
- 麻痺がなくても歩行が困難になることがあります
一過性脳虚血発作(TIA)
症状が数分間だけ続く場合、いわゆる「ミニストローク」すなわち一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれます。TIAは将来的に本格的な脳卒中に進行するリスクがあるため、症状がすぐに消えても速やかに医療機関を受診すべきです。
注意すべきポイント
血栓が血流を遮断すると脳細胞は急速に死滅し、永久的な障害が残る可能性があります。治療が早ければ早いほど、長期的な後遺症を防ぐことが可能です。
