ブローカ失語症の診断方法
必要なもの
- 神経科医
- 言語聴覚士
診断手順
ブローカ失語症は前頭葉の言語中枢が損傷することで生じます。外傷後に意識が回復したら、まず担当医が言語機能の初期評価を行います。
神経科医は患者に簡単な会話をさせ、物の名前を言わせ、指示に従わせます。ブローカ失語症では名詞・動詞は比較的使えるものの、副詞・前置詞・代名詞・接続詞、文全体の構築が著しく困難です。疑いがある場合は言語聴覚士へ紹介されます。
言語聴覚士は詳細な検査を実施し、失語症の程度と脳損傷の範囲を評価します。主に用いられる標準テストは「Western Aphasia Battery」「Porch Index of Speech Ability」「Boston Diagnostic Aphasia Examination」などです。
検査結果の分析に基づき、損傷部位を特定し、個別の治療・リハビリ計画を作成します。言語療法は言語能力回復に有効ですが、回復度合いは脳損傷の重症度と部位に依存します。
MRIやCTスキャンにより損傷の位置と範囲を画像で確認します。ブローカ失語症の予後は症例ごとに大きく異なり、個別の状況に左右されます。
詳しい情報や支援リソースは全国失語症協会(National Aphasia Association)のウェブサイトをご参照ください。
