葉酸は、豆類や柑橘類に含まれるビタミンB群の一種で、食品中の天然葉酸(フォレート)の合成形です。葉酸の摂取は、動脈硬化のリスク因子とされるアミノ酸「ホモシステイン」の血中濃度を下げる可能性があります。

ホモシステイン

ホモシステインは血液中に自然に存在する物質です。濃度が高まると、血栓が形成されやすくなるほか、動脈壁の損傷を招き、冠動脈疾患のリスクが上昇するとされています(FamilyDoctor.org)。

効果

アメリカ心臓協会(AHA)によれば、葉酸はビタミンB6・B12と共に働き、血中のホモシステインを分解・代謝するのを助けます。

未証明の効果

現在のエビデンスでは、葉酸サプリメントが動脈硬化(アテローム性動脈硬化)や心疾患の症状を予防できることは示されていません。また、ホモシステイン濃度低下が実際に臨床的利益につながるかどうかも明確にされていません(AHA)。

食事指針

具体的な根拠は不十分でも、AHAはすべての人が葉酸や他のビタミンBを豊富に含む食事、例えば葉物野菜や果物を積極的に摂取することを推奨しています。

その他の利点

葉酸は胎児の先天性欠損症予防や、足潰瘍・月経障害の改善にも効果があると報告されています(MedlinePlus)。